今まで二回にわたってS4Uのカメラについて話してきました。
まあ、主に駄目になってるって内容なのですけどねw
・アイマス2の「カメラ操作」について
・S4Uカメラの難点
しかし、それで突き放してしまうにはあまりにも勿体ないくらい、魅力的なステージになっていると思うのです。
折角ステージが魅力的なのだから、それをもう少しでも良くしたいと思ったのです。
と言う訳で、仕様も操作もL4Uとは全く完全なる別物ではありますが、その限られた中で最善を目指してみようと思い、勝手に頑張っている所ですw
ちょっと語りますので以下格納。
カメラが残念仕様になってしまった、またパート分けが出来なくなったのは最早仕方がないのです><
それでも新曲、新しい衣装、イメチェンしたアイドル達が居る訳です。
やっぱり新鮮な輝きを与えてみたいのです。
なのでL4Uで拘っていた部分を大幅にぶっ壊すことになりますが、撮影を続けることにしました。
私の拘りの1つとして、「歌っていないキャラを映さない」というものがありましたが、S4Uでそれをやるとまさしく何も出来なくなってしまいます。
なので、この拘りは完全排除しました。
また、私は構成をシンメトリーにしないと気が済まない性格なのですが、どうしても達成が不可能な場合は、この拘りを排除することにしました。
その上で、L4UとS4Uでは全く異なる組み方をしないといけません。
私のL4Uの構成の仕方は簡単に言うと、一つ一つ構成を組み立てていく形です。
ここはこういう感じで魅せたい、ここはこういうタイミングで切り替えたい、と思ったときにそれを試して、それが上手くいけば次の構成を考える、という感じです。
つまり、構成を一つ一つ組み立てていく感じ、という感じでしょうか。
でも、S4Uだとこれができません。
ネックとなるのは手数です。
「ここをこう魅せたい」と思っていても、そこまでのカメラワーク、またはその次のカメラワークの構成によっては手数の関係で達成できない場合が多々あります。
大袈裟な表現ではなく、本当に多々あります。
(手数については、S4Uカメラの難点の記事を参照)
なので、この構成の仕方を変えます。
1:どうしてもこのタイミングでこの画を撮りたいという場所
2:どうしてもこのタイミングで切り替えたいという場所
この2つをまず絞り出します。
もちろん1の項目はRSのアングルも含めて考えておきます。
私のMEGAREで言えば、「&セクシー」の場所は右からのUPで撮りたい、というビジョンのもとで撮られたのです。
つまり何が言いたいかと言うと、絶対に押えたい部分をまずしっかり明確にし、あとはそれを達成する為のプロセスを考える、という構成の仕方になってきます。
なんというか、詰将棋のような感じですねw
「アングル操作を上手く構成に組み込めない。」という声を聞きますが、上記のような考え方にすれば問題なく組めます。
私のアングル操作ですが、「ここでアングルを切り替えたい」という思考で切り替えているのは、今までで4箇所だけです。
・LMGのBメロの真ソロ →手の振付にメリハリをつけたかった
・2nd-mixの「他愛のない過ち」の部分 →流れ的にメリハリが欲しかった
・MEGAREの最初の間奏部分のポーズを決める箇所 →簡単なメリハリが欲しかった
・MEGAREの「私くじけない」のあずささんUP →手の動きを見せたかった
これだけなのです。
あとのアングル切り替えは、全て「どこかで切り替えないと望みの視点を確保できないから、止むなく切り替えているだけ」なのです。
そう、計算されているように見えて、ただの仕方無しだったという感じですw
では、MEGAREのアングル操作を例に、解説してみましょう。
動画見ながらじゃないとわからないと思うので、興味ない人はスルー推奨ですw
・私だけのパフォーマンスのアングル切り替え
「NO.1」の部分のUP回しを正面視点で押えたかったので、どこかで正面に切り替えたかっただけ
・頑張るよ!(いえい!)
後に来るポーズ3連をLong→1MT→1MFの順番で魅せたかったから、どこかで俯瞰に切り替えたかっただけ
・睡眠不足で
「次のお休み未定だし」を左から撮りたかったので、ここで切り替えただけ、というかここしかなかっただけw
・ナニナニしないと
「よろしくちゃ〜ん」を右から撮りたかったから切り替えただけ。これもここしかなかった感じですw
・辛いことでも
その次の「ファイト」を正面UPにしたかったので、どこかで正面にしたかっただけです。
今見直すと、もっといい場所がありました><
・私だけができるスマイル
「&セクシー」を右アングルで撮りたかっただけです。
・私だけのパフォーマンス
「応援してね」を俯瞰UPにしたかっただけです。
・今日も明日も
最後を全て正面で撮りたかっただけ。
こんな感じです。
一見、計画的に見えるアングル操作ですが、ほとんどの場合が「必要だからどこかに挟まないと!><」という感じでねじ込んでいるだけなのですw
と言う訳で、最初にどこをどう撮りたいのかを決めておくだけで、狙ってとかではなく仕方無しにアングル操作を構成に含めることが出来ますw
構成を組み立てるのではなく、プロセスを構築する。
つまり、確実に欲しい画を撮る為のRS操作を含めたルート作りを行なう、という感じです。
そういう撮り方が必要になってくるのがS4Uなのかなって思います。
はっきり言って、魅せる為のプロセスではなく、形にする為のプロセスなので、色々腑に落ちないのは確かなのですけどね><
結果からプロセスを逆算するので、0から1を生むのとは違います。
なので、きっとやってみれば出来るんじゃないかなって思うのです。
と言う訳で、レッツアングル操作!w